ドラフト2位ルーキー進藤勇也

◆ 進藤勇也の簡単な紹介

 

進藤勇也 (背番号33、22歳)

36試合 108打数 25安打 2本塁打 盗塁0

打率.231 出塁率.341 (※2軍成績 6月18日時点)

 

 

→182cm90kg 右投げ右打ち 大学選手権準優勝・敢闘賞 

→2塁送球1.8秒台、体格に恵まれた強肩強打の捕手

→高校時代は名門筑陽学園高等学校で1年秋から正捕手。同学年で2023年ドラフト1位で指名された西舘昂汰とバッテリーを組み、3年生の春夏の甲子園出場。

キャプテンシーインサイドワークを評価され日米大学野球日本代表では全試合スタメン出場で正捕手を務める。

※呼び名はしんどうではなく”しんとう”である。

 

 

 

◆ 2023年ドラフト2位で日本ハム入り

2023年のドラフトは投手が豊作と言われており、実際にドラフト1位で指名されたのは横浜高校ENEOS→横浜に入団した渡会隆輝のみ。その中で進藤勇也選手はこのドラフトでは捕手NO1の評価を受けており、どこのチームが指名するのか個人的にもかなり注目をしていた。大学日本代表ということもあり即戦力に近い形で近い将来スタメンマスクをかぶる可能性がある逸材という評価を受けていた。

(個人的な予想は2~3位で中日、西武、ヤクルトだった)

 

実は個人的な話になるが、捕手は特殊ポジションなだけにドラフトで指名される人数も少ない。その中で毎年その年のドラフト最上位で指名される捕手は誰なのかという部分でいつも注目しています。もちろんその年によってチームに必要なポジションは変わってくるが、今年は間違いなく『進藤勇也』が最上位指名捕手だと予想していました。

 

 

日本ハムの指名は予想外。だからこそ期待値が大幅に上がる。

実は日本ハムは進藤を指名する可能性がないと思われていたチームの1つだった。これは『伏見寅威』という正捕手が34歳とベテランではあるが、、、『清水優心』『古川裕大』という捕手がいて『田宮裕涼』という注目株が2023年の最後に現れていた。

 

更に『マルティネス』『郡司』『郡』といった捕手がコンバートを視野に入れていながらも本職は捕手であること。全く指名がないというわけではないが、優先するべきは『強打の二塁間』だと思っていた。

 

またもともとファイターズは『一番いい選手を取りに行く』という方針だが、最初の1位指名は西舘投手。次は前田投手で最後に細野投手だった。新庄監督はコントロールのよい投手が欲しいと明言していた。なので1位が制球よりも速球派の細野投手であれば進藤捕手は欲しくても指名は3位で残っていればという感じだった。

 

そこを2位で指名してくるというのはそれだけ進藤捕手に期待が高かったということ。日本ハムが上位で指名してきたことで、今年のドラフトは進藤勇也捕手がドラフトキングになるのかもしれないとひそかに期待度が高まった瞬間でした。

 

※もしかしたらウエーバーで2番目だから3位では残っていないと思っていたのかもしれない。私の2位予想はパンチ力のある即戦力2塁手候補として『廣瀬隆太(ソフトバンク3位指名)』でした。